« 随時2級 機械加工勉強会 | メイン | キーエンス社製 IM-8030T導入 »

2022年10月10日 (月)

パロマエンジニアリング社製 チップコンベア設置

今年度の課題となっている、量産の無人化・・。

NC自動旋盤の強みを活かすために、
無人の稼働時間を延ばす為の取り組みを
行っています。

大きな課題は3つ
・加工中に発生する切粉の処理
・材料の投入
・完成品の回収

私自身も、切粉の回収作業や、材料投入作業を行い、
無人運転時間を延ばす為の、アイディア出しを
メンバーと行っていますが、なかなか難しいものです。
A部品では上手く行っていたものが、
B部品ではアラームで止まってしまったり。
同じ製品を永遠と加工している訳ではないので
その都度、何かしらの課題が出てきます。

今回は、切粉の回収作業において戦力となる武器を、
既存の設備に追加しました。
Img_6391
Img_6389
切粉を自動で排出してくれるため、
切粉がタンクに満杯になってしまい、
切削油のアラームで機械が停止してしまう事が
ほとんど無くなりました。
小型でスペースを取らない事と、切削油の持ち出し
が少ないことも利点です。

今までは、設備投資額を抑えるためにケチって
チップコンベアは追加していませんでしたが、
無人運転を安定的に行うことを考えれば、
もっと早く付けるべきでした・・。

新工場の立ち上げに向けて、全ての設備に
設置していく予定です。
C4cf1cd20dd45d5db1f740484af9e99d