パロマエンジニアリング社製 チップコンベア設置
今年度の課題となっている、量産の無人化・・。
NC自動旋盤の強みを活かすために、
無人の稼働時間を延ばす為の取り組みを
行っています。
大きな課題は3つ
・加工中に発生する切粉の処理
・材料の投入
・完成品の回収
私自身も、切粉の回収作業や、材料投入作業を行い、
無人運転時間を延ばす為の、アイディア出しを
メンバーと行っていますが、なかなか難しいものです。
A部品では上手く行っていたものが、
B部品ではアラームで止まってしまったり。
同じ製品を永遠と加工している訳ではないので
その都度、何かしらの課題が出てきます。
今回は、切粉の回収作業において戦力となる武器を、
既存の設備に追加しました。
切粉を自動で排出してくれるため、
切粉がタンクに満杯になってしまい、
切削油のアラームで機械が停止してしまう事が
ほとんど無くなりました。
小型でスペースを取らない事と、切削油の持ち出し
が少ないことも利点です。
今までは、設備投資額を抑えるためにケチって
チップコンベアは追加していませんでしたが、
無人運転を安定的に行うことを考えれば、
もっと早く付けるべきでした・・。
新工場の立ち上げに向けて、全ての設備に
設置していく予定です。