避難訓練を実施しました。
本日は、毎年の取り組みとなっている避難訓練を
実施しました。
丸山製作所の所在地である春日部市は、
埼玉県の東部、江戸川を挟んで、千葉県との
境目にあります。
江戸川は、関東を流れる1級河川となっています。
近隣には、中川、古利根川が流れており、
これらの中小河川が洪水となった際には、
首都圏外郭放水路を経由し、江戸川に流し込む
仕組みになっています。
首都圏外郭放水路は、洪水を防ぐために建設
された世界最大級の地下放水路です。
地下神殿とも言われており、よくテレビの撮影
などでも使用されていますので、ご存じの方も
多いのではないでしょうか。
この地域は、土地が低く水がたまりやすい
お皿のような地形となっているため、
これまで何度も洪水被害を受けてきましたが、
首都圏外郭放水路の完成によって、
この流域の洪水被害を大きく軽減しました。
私たちの地域は、この施設により安全に
守られていますが、今回は、江戸川の氾濫を
想定し、避難訓練を実施しました。
各所に、誘導担当が配置され、スムーズに非難が
行なわれました。
食堂では、部署ごとに点呼を行い、5分ほどで
全員の非難が完了。
本社、第二工場の工場長より総評をし、無事に
避難訓練が終了となりました。
今回は、初めて江戸川の氾濫を想定し、建物の
2階に避難することを行いました。
避難する際の課題も見えてきましたので、
改善を実施し、短時間での避難に繋がるよう
取組を行って参ります。
訓練に参加いただき、ありがとうございました。