DX化の取り組み④ MES製造実行システム
本日は、収集した情報の「見える化」について
ご報告いたします。
弊社では、各工程への生産予定をホワイトボードと
紙を使用して管理を行っていました。
生産予定を紙で印刷し、各工程にあるホワイト
ボードに掲示します。変更があった場合は、
再度紙を発行し、ホワイトボードに貼り換えます。
生産が終了したものは、紙をホワイトボードから
外し、作業漏れがないよう確認をしていました。
特に苦労していたことは、
自工程に製品が流れてくるまで、その都度、進捗
確認が必要であった事と、変更があった場合の、
貼り換え作業に非常に手間がかかっていた事です。
今回、ペーパレス化の活動の一つで、紙と
ホワイトボードの使用をやめる事もテーマの
一つとなっていました。
MESで取得した情報を、管理画面に反映させ、
ホワイトボードで管理していた内容を、そのまま
表示するように変更しました。
画面はタッチ画面となっており、見たい情報を
タッチし、情報がポップアップで出てくるので
進捗の確認も簡単に行えます。
生産に関しての打ち合わせも、今まで紙を使用し
行うことが多かったですが、画面の前で打ち合わせ
ができ、打ち合わせの時間も短縮されたような
気がします。
大型モニターを設置し、色々な生産情報が表示
されることで、「見える化」がとても進みました。
経営者が見たい情報、管理者が見たい情報、
生産担当者が見たい情報と階層別になって
いるので、一目で工場が上手く動いているかが
把握できます。
お客様が工場見学にお越しいただいた際も、
現在の生産状況について詳細に説明できる事で、
安心感が高まるのではないかと思いました。
営業活動に繋げ、更にご注文を頂けるよう、
取り組みを進めて参ります。
ご注文、お待ちしております!!!