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2024年11月

2024年11月15日 (金)

遠野サプライヤーパークについて

丸山製作所は2025年岩手県に完成する、
SMC株式会社様の遠野サプライヤーパークに
進出することになりました。

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SMC様は、岩手県の遠野工場エリアを国内BCP拠点
として整備し「遠野サプライヤーパーク」を建設。
サプライヤーと連携して部品生産能力を拡大予定。
国内部品調達強化を行い、一貫・迅速生産体制の
確立とサプライチェーンの強化を図る計画です。

SMC様とは40年以上のお取引となりますが、
更なる協力体制を構築させていただき、
弊社においてのBCP対策強化と生産能力拡大を
目指して参ります。

これから現地での生活基盤の整備、一緒に働く
仲間の募集など、2025年の工場開設に向けて
準備を進めて参ります。
岩手県遠野市の皆様、どうぞ宜しくお願い致します。

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2024年11月 8日 (金)

省エネ診断の受診

先日、令和5年度中小企業等エネルギー利用
最適化推進事業の、省エネ診断を受診しました。

省エネの専門家にお越しいただき、
工場の省エネルギーについてのアドバイスを
頂く取り組みとなります。

10月16日に現状確認を頂き、本日は診断結果の
報告にお越しいただきました。
総括として
・コンプレッサの消費電力は全体の27.2%となる。
・設定圧力 ロード圧力0.55MPa
      アンロード圧力0.73MPa
アドバイス項目
①吐出圧力低減
 アンロード圧力を0.73MPa→0.65MPaに変更
 約6%の電力削減
②高効率機器への変更
 ON-OFFタイプからインバータータイプに変更
 約12.7%の電力削減
③エアガンの変更と減圧弁の設置
 内部圧損の少ない機種に変更
 適正なノズルと圧力設定の見直し
④局所増圧によるコンプレッサ設定圧の低減
 高圧の必要な装置に増圧弁を使用し、全体の

 コンプレッサ設定値を下げる
 約7%の電力削減
⑤漏れの低減
 装置側に多少の漏れあり

⑥装置供給用配管の変更
 工場配管から装置まで、ソフトナイロン材の
 樹脂チューブに変更
実施方法についても詳しく説明頂きました。
また原油換算、CO2換算での省エネの可能性も
提示いただき、大変勉強になりました。

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改善の種が見つかりましたので、是非チャレンジ
していきたいと思います。
本日はありがとうございました!

2024年11月 6日 (水)

ものづくり補助金活動報告

5月末に、17次ものづくり補助金採用が決定し、
部品外観検査の自動化をテーマに活動を進めて
参りました。

無事に10月末に設備が完成し納品され、
11月より動作確認を行っております。
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今回、HAMA TEC株式会社様に依頼し、
設備立ち上げをお願いしました。
この設備の中には、私たちが生産した部品も
沢山使われているようです。

当初の予定通り、1個のサイクルタイムも順調です。
最終の微調整を行い、検収となります。

部品製造業において、外観検査は永遠のテーマの
ような気がします。
今まで「人の目」に頼ってきましたが、人材不足、
検査の標準化を解決するには、画像測定の自動化
が大きな効果を発揮してくれそうです。

今回の経験を活かし、更に生産性の向上を
目指していきたいと思います。
補助金を活用させて頂き、ありがとうございました。