省エネ診断の受診
先日、令和5年度中小企業等エネルギー利用
最適化推進事業の、省エネ診断を受診しました。
省エネの専門家にお越しいただき、
工場の省エネルギーについてのアドバイスを
頂く取り組みとなります。
10月16日に現状確認を頂き、本日は診断結果の
報告にお越しいただきました。
総括として
・コンプレッサの消費電力は全体の27.2%となる。
・設定圧力 ロード圧力0.55MPa
アンロード圧力0.73MPa
アドバイス項目
①吐出圧力低減
アンロード圧力を0.73MPa→0.65MPaに変更
約6%の電力削減
②高効率機器への変更
ON-OFFタイプからインバータータイプに変更
約12.7%の電力削減
③エアガンの変更と減圧弁の設置
内部圧損の少ない機種に変更
適正なノズルと圧力設定の見直し
④局所増圧によるコンプレッサ設定圧の低減
高圧の必要な装置に増圧弁を使用し、全体の
コンプレッサ設定値を下げる
約7%の電力削減
⑤漏れの低減
装置側に多少の漏れあり
⑥装置供給用配管の変更
工場配管から装置まで、ソフトナイロン材の
樹脂チューブに変更
実施方法についても詳しく説明頂きました。
また原油換算、CO2換算での省エネの可能性も
提示いただき、大変勉強になりました。
改善の種が見つかりましたので、是非チャレンジ
していきたいと思います。
本日はありがとうございました!