DX化の取り組み② MES製造実行システム
本日はMESの導入についてご報告となります。
皆さん、MESって聞いたことありますか?
MESとは、「製造実行システム」と言われるもので、
今回のDX化の中でも、柱となる取り組み
となります。
MESで出来る機能は、色々あるのですが今回は、
工場設備の稼働状況を、リアルタイムで監視し、
実績データを収集する機能を紹介します。
こちらの画面は、工場全体のマップ。
こちらの画面は、設備の詳細画面になります。
設備とシステムを連携し稼働状態、生産数量など
現時点の状況をシステムで読み込み、表示を
しています。設備からの情報は1分ごとに更新
されます。
丸山製作所には、拠点が3工場あり、2025年には
岩手県に進出する予定もあります。
拠点が離れる事で、生産状況が見えなくなってしまう
心配があったのですが、本社にいながら全体の
稼働状況を確認することが可能になりました。
生産予定が順調に進んでいるか?
設備のアラームがでて、停止していないか?
本日予定の段取り作業は、無事終了したか?
など今までは、現場に行き直接作業者に確認を
行っていたのですが、画面を確認するだけで
容易に状況を把握できます。
改善効果として・・
①現場の状況が、遠隔地でも把握できる。
②設備アラーム発生時の、リカバリーが即可能。
③生産予定が遅れている場合の、応援指示が即出せる。
④設備の実績データを自動で収集することが出来る。
などが見込めそうです。
MESが導入され、全体の稼働状況が一目で・・、
しかもリアルタイムで把握できるのは、
とてもインパクトがありました。
今後、実績データを集計、分析し、生産性の改善
品質課題の改善にも活かしていきたいと思います。
次回は、タブレットによる実績入力について
報告させて頂きます。