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2024年10月

2024年10月22日 (火)

「4 BAR FACTORY」を目指して⑦

9月の電気使用量、金額が確定しました。
な、なんと・・

電気使用量は前年比28.56%減
電気料金は前年比18.74%減。

202410

ここまで良い結果が出たことに、
びっくりしました。

AMSを設置し、「見える化」を行ったことで、
①今まで気づかなかった、無駄なエアーを削減
 できたこと。
②設備のエアー圧設定0.35MPaにチャレンジ
 できたこと。
③省エアー機器への切り替えを検討できたこと。
④改善の効果がすぐに把握でき、活動を行う
 上での羅針盤となったこと。
⑤働く社員の、「空気はタダではない」という
 意識が変わったこと。
このような効果がありました。

昨年からいろいろなDX化を進めて参りました。
設備投資をすることで「見える化」ができますが
見えただけでは効果が出てきません。
見えてきた無駄な部分を、いかに改善できるかが
ポイントになりそうです。
DX化を進めるメリットは、改善を進めるための、
沢山の「種」を提供してくれる事。
そしてその「種」を実らすために、羅針盤を
確認しながら、改善を良い方向に進められる事が
一番のメリットなのかもしれません。

2024年10月10日 (木)

避難訓練の実施

本日は、避難訓練を実施しました。
今回は、本社工場のNC自動旋盤より
火災が発生した想定です。

Img_2792
段取り作業中に、火災が発生!
消火器を使用し、使用方法の訓練を行います。

Img_2816
消防署への連絡。
「訓練、訓練、本社工場設備より出火しました」

各工場で、人数確認を実施し、避難完了後
工場長に報告しました。

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無事に全員が避難完了しました。
火災以外にも、地震、洪水など、日ごろから
災害に備える必要があります。

現在、BCP計画の策定を進めております。
計画を活かせるよう、普段から訓練が重要ですね。

2024年10月 9日 (水)

「4 BAR FACTORY」を目指して⑥

今回は、AMSのアイソレーション機能を
使用して、機械停止時のエアー遮断による
使用量改善を行いました。
Ams

加工設備には、常時エアーパージが行われており、
稼働していない時でも、エアーが使用されています。

NC自動旋盤で無人運転を行う際、夜間は
オートバーのストッカーに材料がなくなった時や、
設備アラームが出た時点で稼働停止となるのですが、
停止した時点で、エアーを自動で遮断し使用量を
抑えようという考えです。

まずAMSに遮断機器を連結しました。
(VP346E-5KV0Z1-X660)
パトライトから信号を取っており、緑ライトでは
エアーが流れ(1分当たり43L)、

Photo_2
Photo_3
赤ライトが点灯するとエアーを自動で遮断します。
(1分当たり0L)

Photo_6
Photo_7

Amv_4

効果金額算出の為、Y’s Premium MESで
実績データの分析をしました。
9月の設備非稼働時間は全体で2947時間と
なります。

Ys_mes
また、材料終了以外での稼働が停止した理由
としては、切粉の嚙み込みによるアラームが
多かった事が判明しました。

切粉については、今後改善活動を進めて
参りますが、この非稼働時間のエアーを自動で
遮断することが出来たとすると月30,000円の
削減となり、年間では約400,000円ほどの
効果となりそうです。

改善の活動としては、非稼働時間をいかに
減らせるかがポイントになりますが、停止した
設備に対してエアーを遮断するだけでも、
効果が期待できそうです。