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2024年5月

2024年5月24日 (金)

協働ロボットに挑戦

本日は、マシニングセンターの引越し作業を
行いました。

本社工場にて、協働ロボットを使用した、
脱着作業の自動化トライを行う予定です。

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現在は、材料の供給、加工後の取り外しは、
人が作業しており、稼働時間を長くするためには、
夜間2直の体制で生産する必要があります。

夜間の作業には、なかなか人が集まらず、
採用などでも課題があるため、自動化し
無人で生産を行えることは、生産性の向上に
つながります。

協働ロボットにチャレンジすることが初めてなので、
今回、安全教育を受講し、トライをして参ります。
色々な工程で活躍できる可能性がありますので、
今回の経験を活かし、私たちのような中小企業
でも、自動化がすすめられるよう取り組みを
行いたいと考えています。
自社にとって新しい取り組みを、学んでいく事は
ワクワクしますね。

また、マシニングセンターにもAMSを設置する
予定です。現在、見える化が完了した、
NC自動旋盤でのエアー使用状況と、違いが見えて
くると思いますので、結果がとても楽しみです。

「4 BAR FACTORY」の実現を目指し、
活動して参ります。

2024年5月18日 (土)

DX化の取り組み⑦ MESとスケジューラーの連携

本日は、今まで取り組んできたMESと
スケジューラーの連携についてのご報告です。

MESで生産実績がリアルタイムで見える
ようになったので、次はスケジューラーとの
連携を行っていきます。

弊社では、生産スケジュールに関しては
エクセルを使用し、作成していました。

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スケジュールに関しては、課題が3つありました。
①加工技術の知識のある管理者でないと
 計画が立てられない為、特定の人員の
 負荷が高くなってしまう。
②緊急での割り込みなどが発生した場合、
 エクセルでの計画修正作業に手間がかかって
 しまう。
③設備以外の工程に関して、作業負荷に
 偏りがでてしまう。

特に①に関しては、設備の特性、製品の特性、
材料、工具、段取り担当者の能力などを加味し、
スケジュールする必要があるので、加工技術の
知識がある管理者でないと、効率の良い仕事の
割付が難しい部分がありました。

今回、スケジューラーを立ち上げていくにおいて、
管理者の頭の中にあるスケジューリングするための
条件を、マスターに落とし込む作業が一番の課題と
なりました。

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マスターの整備に、これだけ苦労するとは
思ってもいませんでしたが、マスター次第で、
計画の精度にも影響が大きいため、慎重に
作業を進めていきます。

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スケジューラーの予定に対し、進捗達成度を
工程ごとに確認することも可能です。

少しづつ形になってきましたが、
スケジューラーを本格稼働させるためには、
もう少し時間がかかりそうです。

しかし、効率の良い生産計画が、誰でも
同じレベルで立てられることで、生産性の向上
がみこめます。
また、MESと連携させることで、お客様への
回答納期の精度向上が見込めますので、
丸山製作所の頭脳となるよう、育てていきたいと
思います。

2024年5月 9日 (木)

歩行帯フィルムの設置

本日は、工場床面に歩行帯フィルムの設置を
行いました。

お客様にお越しいただき、安全に工場見学を
行っていただくために、歩行帯の設置を考えて
おりました。

直接ペイントなどの方法も考えていたのですが、
いろいろ検討した結果、
タカハラコーポレーション様の
「ビバ歩行帯フィルム」の設置に決定しました。

床面を掃除、位置決めし、フィルムの貼り付け
作業を進めていきます。

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設置の時間もそんなにかからず作業終了しました。
汚れにも強く、見た目もとても綺麗です。
お客様にも気持ちよく工場見学をして頂けるよう、
今後も取り組みを進めて参ります。

2024年5月 8日 (水)

DX化の取り組み⑥ MES生産実行システム

本日は、見える化の一つとして、現場担当者
向けの大型モニターの設置を行いました。

まず、設置壁面の補強作業から開始です。
55インチのモニターを4つ設置するので、
重量を計算し、念のため補強作業を行いました。

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つぎに、オイルミスト対策のカバーをモニターに
取り付けます。

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全員が初めての作業ですので、説明書を見ながら、
右往左往して格闘している場面です。笑。

いよいよ、モニターを壁に取り付けていきます。

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最後の1枚を設置し、完成しました!!
4枚並ぶと圧巻の大きさです。

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電源を入れ、動作確認を行います・・。

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全部のモニターが正常に動き出し、
ホッとしました。

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MESで収集した情報を確認します。
今後、工場全体の設備稼働状況、生産進捗などを
表示していく予定です。

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無事に設定が終了し、現場担当者用のモニターが
完成しました。この後、配線を綺麗に整理し、
お客様がお越し頂いたときに、スマートに説明が
出来るよう準備をしてまいります。

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先日、設備に設置した「アンドン」と合わせ、
生産状況を確認し、生産が上手く行われているか
を確認するための羅針盤となりそうです。

設置にご協力いただいた皆様、1日お付き合い
頂きまして、ありがとうございました。

2024年5月 3日 (金)

サシ飲み実施報告①

今年度の取り組みで、サシ飲みの実施があります。

サシ飲みとは「上司は部下を誘い、一対一で食事を
行います。一
対一で食事をする目的は「一対一での
人間関係構築」
の為です。
普段、世間話などはする機会は多いと思いますが、
仕事に対する想い、5年後・10年後どうなりたい
のか、
将来の会社の姿、自分自身の姿などを話す
場を設け、お互いの心の距離を近づける事が目的
です。」


2019年度に行ったのですが、その後コロナ
ウィルスの発生により、中止としていました。

最近では、コミュニケーションを良くする
手法として「1on1」が人気となっていますね。
会社は全て「人」で出来ていますので、お互いに
話をする時間を多く持つことは、非常に大切な事
だと思います。

来年度より組織変更を考えているため、今回は
各工場の工場長予定者が、その部下を誘う形で
実施しています。

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上司から報告が上がってきますが、新組織への
期待、不安などいろいろな話が出来ている
ようです。
全社員と実施予定ですので、上司も大変ですが、
自分の部下の、気持ちを知ることは、
コミュニケーションを良くするための、第一歩
なのかもしれませんね。

必ず実施報告で、2ショットの写真が送られて
来るのですが、私はその写真を見るのがとても
楽しみになっております。